
現在,玄箱Debianをサーバとして使っていますが,時代の変化に対応しての新サーバに切り替える計画をしました。
選定に関しては
・マザー自体は消費電力が低く清音化しやすいもの。
・SATA HDD×3 Software RAID5 (低消費電力とは真逆ですが)
・mini-ITX で省スペース
・PT3を使用する。(最悪は別のPCにするが1台のほうが場所,消費電力の点で有利)
・O/SはLinux x64版 Debianまたは,Ubuntuとする。
候補として,
・Intel DN2800MT
・Intel D2700DC
・AMD APU E-350系統 :サーバには向いていなかった
比較ポイントは,拡張性がPCI-E,mini PCI-Eを合わせ2ポートであり,消費電力が若干小さい点を優先しIntel DN2800MTとしました。
※残念な点としては,来年にはプロセスルール22nが主流になると消費全力が下がるが現在はない。
ARMマザー on SATAがあれば欲しい。(Microsoft Windows8タブレット版に頑張って貰う)
前振りが長くなりましたが,PT3など今が旬ということで作成開始とします。
購入パーツ
・PCケース :Dirac DIR-HDMINI 250W
・マザーボード :Intel DN2800MT
・メモリ :Somsung SODIMM DDR-1333 PC3-1066 2GB ×2
・HDD :SEAGATE ST3000DM001 (SATA3 3TB 7200rmm 64MB) ×3
・拡張/アダプタ:Dirac GH-EMLX1-G1C13 (Mini PCIeをPCI Expressに変換)
玄人志向 SATA2RI2-PCIe (SerialATAIIボード)
アースソフト PT3
パーツ調達も完了し,組立となります。電源以外は普通に組み立てることができます。
このマザーは,ACアダプタとなっているが今回は購入していないので一工夫します。
以下電源について照会します。
マザーボード電源と取り付け
Intelマニュアルのマザーボードレイアトを見るとCの部分に内部電源があります。
+8V~+19Vとなっていますので,電源から適当なところから繋げそうです。
1.マザーのインターナル電源にATX電源4ピン12Vのコネクタの互いに1ピンを合わせ1,3ピンを挿入します。

マザーボードのフロントパネルヘッダ・電源On/OFFは,マザーボード説明書に従い接続します。
※電源容量とピンアサイメントは,電源の説明などを参考に行って下さい。
2.電源をオンできるようにする。
このままでは,ケースの電源スイッチをいれても,電源が入りません。
電源コネクタPS_ONをショートします。

この作業で,電源ケーブルを接続すれば,電源は常にオンになってしまいますが,マザーボートに
電源は供給させていません。
ケースの電源スイッチをオンすると,マザーボードに電源が投入されます。
ディスクトップで使用するには,待機時が気になるかもしれませんが,サーバとして常時オンで
使用するのであればメンテナンスも含め問題ありません。
※電源のピンアサイメントは,電源の説明などを参考に行って下さい。
ショートさせるピンを間違えると,かなりの確率で壊れると思いますので注意して下さい。
電源のショート方法については,いろいろなホームページで紹介されています。
これらの方法を行うときは,自己責任で十分注意して行ってください。
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